Retro STEREO 50のある部屋!〜その3

2015年12月から取り扱いを始めたiFi-Audio Retro STEREO 50

iFi-Audio Retro STEREO 50使い始めて気付いた発見をまとめてみました。

DSDが生きる真空管アンプ!

iFi-Audio Retro STEREO 50に内蔵のDSD DAC。

最先端のハイレゾであるDSD音源と真空管アンプという組み合わせは、一見両極端の様に思います。

ところが、DSD128(5.6MHz)以上で顕著になる微細な余韻や空気感は、ハイスピード・ハイレスポンスの真空管だからこそ、再現できる部分があるという感想です。

また、真空管アンプは、単に高解像というだけでなく、何か優しい温か味が加わることで、耳に優しい超高解像音がさらに心地よく感じます。

例えば、SuaraさんのDSD128音源「Suara at 求道会館」では、心地よい歌声に加え、ピアノや歌声が響く築100年の洋館の空気感が、自室をなんとも居心地のよい部屋にしてくれます。

また、土曜の夕方は、丈青さんのDSD256音源「I See You While Playing The Piano」では、青山スパイラルホールで、自分のためだけに弾いてくれているかのような贅沢な音空間が楽しめると思います。

さらに、最近始まったDSD5.6MHzストリーミング配信PrimeSeatのOTTAVA生放送では、ダイナミックレンジの広いクラシック音源のラジオ放送を手軽に楽しめるようになりました。

iFi-Audio Retro STEREO 50+タイムドメインスピーカーで味わえる贅沢な音空間で、毎日の生活空間を豊かな音で過ごしてみてはいかがでしょうか?!

進化したBluetoothによる無線接続再生!

数年前のBlueToothオーディオ規格は、電話通話品質を拡張した程度の音質!

その圧縮による劣化した音は、タイムドメインスピーカーでは聴くに耐えないものでした。

しかし、その後ヘッドホンやポータブルプレーヤー市場の拡大により、より高音質の無線接続ニーズが増え、高音質の圧縮規格対応機器が増えてきました。

iFi-Audio Retro STEREO 50は、高音質のBluetooth無線接続にも対応しているので、iPhone5Sでいろいろと試してみました。

結果、今のところ特に気になる劣化は見つからない状態。
これなら、全く実用になりますね。

iPhone/iPadを無線接続の真空管アンプで聴く生活!

音量のリモコンもついているので、思いのほか快適です。

次期iPhoneでは、ヘッドホン端子が省かれるとの噂もありますが、Bluetooth接続対応なら、しばらくは安心ですね。

タイムドメインスピーカーやRetro STEREO 50の試聴については、随時受け付けております。各スピーカーの違いをじっくりお聴きになりたい方は、下記ページのフォームからお問い合わせください。

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Retro STEREO 50のある部屋!〜その2

2015年12月から取り扱いを始めたiFi-Audio Retro STEREO 50

iFi-Audio Retro STEREO 50使い始めて気付いた発見をまとめてみました。

アナログレコードは生々しい!

アナログレコードの音というと、サーッという音の中で、ちょっとレトロな歌声を聴くイメージがあります。

これまで、標準のアンプで聴く限りは、古い盤程そのようなイメージでした。

サーッというノイズは、ACトリマーを使うことで本来無い音であることがわかりました。

そして、iFi-Audio Retro STEREO 50が内蔵している6種類のイコライザーカーブの中から、そのレコードに適切なカーブを選択して再生すると、、、

レトロな歌声の歪みが無くなり、なんと生々しい歌声にかわるではないですか!

これも、「レコードの音だから」じゃなくて、正しく無い音を聴いていたから歪んで聴こえていたわけで。。。
それを「レトロな音」「レコードの音」と思い込むことで納得していたわけです。

しかし、本来のレコードには、もっと正しく生々しい音が記録されている!!

他の盤でも、適切なカーブを選ぶことで、ホルンの倍音がより広く出たり、クラリネットの音色がより深くなったり、全然別ものになってしまいます。

どうりで、今までタイムドメインスピーカーでのレコード再生が難しかったわけです。

レコードのイコライザーカーブは、1954年にアメリカ主導でRIAAを業界標準カーブとして制定したのですが、実際に世界的に統一されたのは、1980年との分析があり、その間は混在している状態です。さらに、名盤シリーズのような旧作を再プレスしたものは、原盤のイコライザーカーブがそのままプレスされることになり、2010年を過ぎた再販盤でも旧カーブか混在しているという、結構根の深い問題となっています。

例えば、この盤は1962年録音の英国Decca盤。

英国Decca盤なので、Deccaカーブと標準カーブを聴き比べると、Deccaカーブの方が楽器の音色が深くなり、音が広がります。

こちらは、キングレコードのLondonレーベル盤モノラル。

英国ロンドンは、Deccaカーブとなります。

こちらは1957年録音の「エラ&ルイス」。

これは、イコライザーカーブとしては、標準カーブのRIAAになるのですが、Direct Metal Mastaringという手法で製作されたもので、独特のクセがあるとのことで、DMMカーブという設定があります。標準カーブとDMMカーブを聴き比べると、DMMカーブの方が断然エラの歌声が優しく深くなります。

正しいイコライザーカーブで聴くことで、レコードの価値が全然変わってしまうということと思います。

そして何より、50年以上前の生々しい演奏を聴けるというのが、最大の楽しみになるのではないでしょうか?

もし、古いクラシックやJazzのレコードをお持ちなら、是非ともその真価をiFi-Audio Retro STEREO 50で味わってはいかがでしょう!

なお、タイムドメインスピーカーやRetro STEREO 50の試聴については、随時受け付けております。各スピーカーの違いをじっくりお聴きになりたい方は、下記ページのフォームからお問い合わせください。

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Retro STEREO 50のある部屋!〜その1

2015年12月から取り扱いを始めたiFi-Audio Retro STEREO 50

使い始めて約3ヶ月になるところで、iFi-Audio Retro STEREO 50があることによって気付いた発見をまとめてみました。

真空管アンプはタイムドメイン!

真空管というと古くてレトロなイメージがあります。実際に製品名にも「Retro」なる言葉がついていますね。

でも、実はICやトランジスタを使ったアンプよりも優れているところがあります。

それは、スピード(レスポンス)!!

半導体はシリコンでできていますが、そのシリコンを電子が走り抜けるスピードよりも、真空を飛ぶ方が根本的に速いわけです。

だから音源の波形に対しても追従性が良く、時間軸を忠実に再現する「タイムドメイン」なのです。

当然、タイムドメインスピーカーとも相性が良く、Yoshii9やmidTower等の超軽量コーン紙を採用した機種と組み合わせる事で、お互いの良いところが生きてきます。

実際に、Yoshii9と組み合わせて鳴らしてみると、YA-1と比べてもかなり良いところにきています。

レコードノイズの正体は?

しかしながら、真空管アンプは良いばかりではありません。

レスポンスが良い分、あらゆるノイズにもついていってしまいます。

そこでまず行ったのが、ACトリマーを通した電源を使うこと。

これだけで、ザラザラ感が無くなりました。電源由来のノイズだったのですね。試聴室のある建物は、あまり電源環境が良くないので、結構利きました。

それならばと、アナログレコードプレーヤーの電源もACトリマーを通すと、レコードのサーッというノイズが無くなりました。

これも電源由来だったわけすね。
サーッというノイズの中で聴くのがレコードっぽいと思っている人も多いので、無いと拍子抜けかもしれませんが、このノイズは無い静かな無音の方が、よりレコードに収録された音源の情報がより多く聴けるようになると思います。

レコードに対する先入観がある意味砕けちり、ハイレゾ以上の細かい情報量を浴びるための環境が、期せずして揃ってしまいました。

なお、タイムドメインスピーカーやRetro STEREO 50の試聴については、随時受け付けております。各スピーカーの違いをじっくりお聴きになりたい方は、下記ページのフォームからお問い合わせください。

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PCオーディオセットのサイド・アップグレード開始!

ご好評いただいておりますiFi-Audio micro iDSD/micro iDAC2

PCMもDSDもネイティブ再生にこだわった性能は、音源本来の音を聴くために最適なDACです。

バッテリー内蔵ヘッドホンアンプとしても強力なiFi-Audio micro iDSDは、ポータブルヘッドフォンアンプとして使っている方が多いかと思います。

特に、クセの少ないピュアなヘッドホンと組み合わせたときに、より細かな表現力まで享受できるものと思います。

しかしながら、本来ステレオの音源に入っている3D(立体)情報までは、一部のバイノーラル録音音源を除いてヘッドホンで感じることができません。

そこで、iFi-Audio micro iDSDの性能でお手持ちの音源をより深く堪能していただくために、通常のステレオ録音の立体情報まで楽しめるタイムドメインスピーカーを組み合わせを推奨しております。

タイムドメインスピーカーは、音の出口として音源に対する忠実再生をめざしており、音源に含まれている情報をよりロスなく再生することができます。

スピーカーで空気の振動を再現した音を耳で聴くことで、音源の立体情報も正確に聴くことができ、演奏者の配置や奥行き、会場の広さ、空気感まで伝わる場合があります。(音源の録音状態にもよります。)

さらに、T-Loopオリジナルのmicro iDSD/DAC2用インシュレーターにより、micro iDSD/DAC2の筐体鳴りを吸収減衰することで、何も加えないmicro iDSD/DAC2の理想を一歩進め、その能力をより楽しむことができます。

そこでT-Loopでは、すでにiFi-Audio micro iDSD/DAC2を持っている方のために、その性能をさらに堪能できる「PCオーディオ・サイドアップグレード」メニューをご用意しました。

「PCオーディオ・サイドアップグレード」は、各タイムドメインスピーカーのPCオーディオDSD/DACセットに対して、iFi-Audio micro iDSD/DAC2の定価を引いた差額で、タイムドメインスピーカーおよびインシュレーター、推奨ケーブルセットを提供するものです。

お好みのスピーカーのサイドアップグレードをお選びください。

>>PCオーディオ・サイドアップグレード

インシュレーターにはブラックとエージングホワイト(数量限定)の2色がありますので、ご注文時備考欄に希望カラーをご記入ください。

自宅に帰ったらヘッドホンを外し、自然に広がる立体音で音源を楽しんでみてはいかがでしょうか?

なお、タイムドメインスピーカーやmicro iDSDの試聴については、随時受け付けておりますので、各スピーカーの違いをじっくりお聴きになりたい方は、下記ページのフォームからお問い合わせください。

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