Retro STEREO 50のある部屋!〜その1

2015年12月から取り扱いを始めたiFi-Audio Retro STEREO 50

使い始めて約3ヶ月になるところで、iFi-Audio Retro STEREO 50があることによって気付いた発見をまとめてみました。

真空管アンプはタイムドメイン!

真空管というと古くてレトロなイメージがあります。実際に製品名にも「Retro」なる言葉がついていますね。

でも、実はICやトランジスタを使ったアンプよりも優れているところがあります。

それは、スピード(レスポンス)!!

半導体はシリコンでできていますが、そのシリコンを電子が走り抜けるスピードよりも、真空を飛ぶ方が根本的に速いわけです。

だから音源の波形に対しても追従性が良く、時間軸を忠実に再現する「タイムドメイン」なのです。

当然、タイムドメインスピーカーとも相性が良く、Yoshii9やmidTower等の超軽量コーン紙を採用した機種と組み合わせる事で、お互いの良いところが生きてきます。

実際に、Yoshii9と組み合わせて鳴らしてみると、YA-1と比べてもかなり良いところにきています。

レコードノイズの正体は?

しかしながら、真空管アンプは良いばかりではありません。

レスポンスが良い分、あらゆるノイズにもついていってしまいます。

そこでまず行ったのが、ACトリマーを通した電源を使うこと。

これだけで、ザラザラ感が無くなりました。電源由来のノイズだったのですね。試聴室のある建物は、あまり電源環境が良くないので、結構利きました。

それならばと、アナログレコードプレーヤーの電源もACトリマーを通すと、レコードのサーッというノイズが無くなりました。

これも電源由来だったわけすね。
サーッというノイズの中で聴くのがレコードっぽいと思っている人も多いので、無いと拍子抜けかもしれませんが、このノイズは無い静かな無音の方が、よりレコードに収録された音源の情報がより多く聴けるようになると思います。

レコードに対する先入観がある意味砕けちり、ハイレゾ以上の細かい情報量を浴びるための環境が、期せずして揃ってしまいました。

なお、タイムドメインスピーカーやRetro STEREO 50の試聴については、随時受け付けております。各スピーカーの違いをじっくりお聴きになりたい方は、下記ページのフォームからお問い合わせください。

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