「TIMEDOMAIN mini E type Premium」を販売開始!

2011年7月20日にTIMEDOMAIN mini E typeを発売して以来、mini E type独特の鮮烈な音粒と音像定位で、多くのオーナー様から高評をいただいております。

その丁度1周年に、mini E typeの封印を解く専用インシュレーターの付いた「TIMEDOMAIN mini E type Premium」を発売することとなりました。

それは、タイムドメインユーザーの皆様の中から出てきた銅板インシュレーターのアイディアがきっかけでした。

当初は、ヤジロベー(1点支持)の試作を重ね、いくつか試作品を作成しました。それを、ユーザーオフ会で聴いていただき、好評は得たものの、オフ会に参加されていたタイムドメイン社由井社長の一言「球3点指示がいい」に優るものは有りませんでした。

そのアドバイスを基に試作を重ねて出来上がったのが、「mini E type専用インシュレーター」です。

そして、そのレベルアップした音空間を楽しめるのがmini E type本体と専用インシュレーターを組み合わせたモデル「TIMEDOMAIN mini E type Premium」となります。

mini E type専用インシュレーターは、3つの支持球で支えるという独特の構造となっています。支持球と銅製インシュレーターは点接点となり、スピーカー本体から伝わる振動をインシュレーターに逃がし、かつインシュレーターから戻る振動を最小限に抑えています。これによりスピーカー全体が不要な振動から開放され、これまででも充分と思われていたmini E typeの音が、その封印が解かれたかのように余韻の透明感が増して、音像定位もよりスピーカーから離れて行きます。

左右のスピーカー間隔を広めにとって床置きすることで、スピーカーの存在がほぼ消え去り、空間から聴こえる音だけを楽しむことができるでしょう。

しかしながら、その構造は見るからに不安定です。そのため、このインシュレーターはスピーカーが落ちることを前提に、いかに安全に着地するかという観点で、最小限のリフト量で効果を出すべく、試行錯誤を重ねました。

ただ、スピーカーが落ちることには変わりはないので、棚や机の端には置けません。落ちてもスピーカーが転落、破損しない場所が条件となり、設置する場所に多少制約がありますので、ご承知おきください。

タイムドメインmini E type Premiumの音に興味のある方は、T-Loop試聴室にてご試聴いただけます。ご希望の方は、こちらのフォームからお問い合わせください。

なお、タイムドメインmini E type Premiumの購入は、こちらからどうぞ。

TIMEDOMAIN mini E type の楽しみ方 その5〜市販NOSDAC-3編

CDの音源に対して何も加えないピュアな再生環境であるNOSDACは、“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”の能力をさらに引き出してくれます。そこで、T-Loop試聴室では、市販のNOSDAC製品を購入し、実際に鳴らしてその実力を試しています。

今回はその第3弾!USB接続のNOSDACである「devilsound DAC」の試聴記です。

ちなみに、NOSDACとはNon Over Sampling Digital Analog Converterの略で、CDなどのデジタル信号をそのまま何も加工せずにスピーカー再生用のアナログ信号へ変換する装置です。

市販NOSDAC-3「devilsound DAC」

今回購入したのは、Halide Design社の「devilsoud DAC V.2.1」というNOSDACです。これまでのDAC BOX FLやmini 1543 DACとは違うAD1851というNOSDACチップを使った製品です。
この製品は、USBの入力ケーブルとRCAライン出力ケーブルが直接生え出しという、極限までシンプルな構造をしています。音を濁す振動対策を徹底して考えていることがうかがえる製品です。入力端子がUSBのみなので、パソコンで音楽を再生する“PCオーディオ”専用となります。(テレビやCDプレーヤーの同軸出力や光出力では使用できません。)

さて、その音は如何に!

今回は、Mac mini の「ヘッドホン端子出力」や、光音声出力の「mini 1543 DAC」/「DAC BOX FL」と、USB経由の「devilaound DAC出力」の再生を同じ音源で聴き比べてみました。

ジョー奥田 〜 「AMAMI」

第一関門は自然音。

自然音で良質な音源としてお勧めのジョー奥田さんの作品で聴いてみました。

「AMAMI」の8曲目「Mid Night Party」を聴くと、mini 1543 DACよりも余韻が伸び、音の質感が上がります。音の奥行や透明感(空気感)が豊かになりました。

DAC BOX FLと同程度の音量や余韻が出ていますが、余韻や響きの質が4パラのDAC BOX FLとは違っています。ブレのない本来音源に入っている響きとはこういうものなのでしょうか。

ロストロポーヴィチ 〜 「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」

さて第二関門は、NOSDACチェックで定番となりつつあるロストロポービッチの無伴奏チェロDVD。天井の高い石造りの教会でライブ収録されたこのDVDには、演奏だけでなく、チェロ本体の余韻や奏者の息遣い、周囲の壁からの反射音、そして天井の高さを感じる響きと、豊富な音がつまっている作品です。

devilsound DACで再生した音を聴くと、演奏中のチェロ本体の響きがmini 1543 DACよりもさらに一回り豊かになりました。
また、動画の2分40秒前後の弾き終わりでは、これまで最多の余韻量に加え、上に伸びていく壁の余韻もさらに長く量も豊かになっています。

その分、ちょっと響き過ぎな印象もありますが、どちらが正解かは実際の収録現場に行って確かめるしかさなさそうです。
ただし、単によく響くだけでなく、同時に演奏者の極小さな息継ぎまでもが聴こえて来るので、響き量も含めて音源に対する忠実度が上がっていると考えてよいのではないかと思います。

「devilsoud DAC V.2.1」は、これまで試したNOSDACの中で最高レベルの高忠実性NOSDACであり、今のところ“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”との組み合わせでは、イチオシの市販NOSDACと言えるでしょう!

シンプルな製品で、パソコン(MacやWindows等)のUSB端子につなぐだけで使うことができ、簡単に最高レベルの音が楽しめるのが魅力です。

ただし、その恩恵がパソコンだけに限られるのが残念なところ。
AppleTVやCDプレーヤー、テレビでは他の製品を選択するしかありません。

さて、T-Loopでは、タイムドメインmini E type Tuned by T-Loopに最適なNOSDAC「devilsoud DAC V.2.1」の販売を取り扱うべく準備中です。「devilsoud DAC V.2.1」のご購入をご希望の方は、こちらのフォームからお問い合わせください。

なお、NOSDACでより一層ピュアな再生環境を体感できるタイムドメインmini E type Tuned by T-Loopの購入は、こちらからどうぞ。

TIMEDOMAIN mini E type の楽しみ方 その4〜市販NOSDAC-2編

CDの音源に対して何も加えないピュアな再生環境であるNOSDACは、音源をストレートに再生する“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”と相性抜群です。そこで、T-Loop試聴室で市販のNOSDAC製品を購入し、実際に鳴らしてその実力を試しています。

今回はその第2弾!中国は深圳より個人輸入で取り寄せた「QLS Mini1543 DAC」の試聴記です。

ちなみに、NOSDACとはNon Over Sampling Digital Analog Converterの略で、CDなどのデジタル信号をそのまま何も加工せずにスピーカー再生用のアナログ信号へ変換する装置です。

市販NOSDAC-2「QLS Mini1543 DAC」

今回購入したのは、QLS Mini1543 DACという中国メーカーのNOSDACで、DAC cox FLと同様にTDA1543というNOSDACチップを使った製品です。
ただし、このMini1543 DACはDACチップが一つだけの正真正銘シングルNOSDACです。日本では、ほとんど自作キットでしか手に入りませんが、QLSでは製品として製造・販売しています。

さて、その音は如何に!

“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”で、MacBook Proのヘッドホン端子出力と光デジタルケーブル経由Mini1543 DAC出力の再生を前回のPro-Ject DAC BOX FL と同じ音源で聴き比べてみました。

ジョー奥田 〜 「AMAMI」

第一関門は自然音。

自然音で良質な音源としてお勧めのジョー奥田さんの作品で聴いてみました。

「AMAMI」の8曲目「Mid Night Party」を聴くと、DAC box FLに比べ一見大人しい音に聴こえます。しかし、その落ち着いた中の水音も鳥の声も虫の音も、質感が上がり、透明感のような雰囲気が出てきました。前後に広がる森の中の空気感が豊かです。

DAC BOX FLとMini1543 DACの音の差は、こうして聴き比べないとわからない僅かなものですが、NOSDACらしい本来の響きや余韻は、シングルDACチップのMini1543 DACの方が、一枚上手のようです。

ロストロポーヴィチ 〜 「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」

さて第二関門は、NOSDACチェックで定番となりつつあるロストロポービッチの無伴奏チェロDVD。天井の高い石造りの教会でライブ収録されたこのDVDには、演奏だけでなく、チェロ本体の余韻や奏者の息遣い、周囲の壁からの反射音、そして天井の高さを感じる響きと、豊富な音がつまっている作品です。

Mini1543 DACで再生した音を聴くと、演奏中のチェロ本体の響きが豊かになりました。ただ、MacBookProのヘッドホン出力とは明らかに違いますが、DAC box FLとの差はなかなか解らないような差です。
でも、動画の2分40秒前後の弾き終わりでは、両NOSDACで多少差が出ました。
DAC box FLだと、余韻の量が豊かに響きます。しかしmini1543DACでは、水平の余韻量はそこそこで、壁の上方向に広がる余韻が豊かになりました。また上に抜ける倍音も多少増えたように思います。

NOSDACもシングルと4パラを比べると、4パラにすることによってかき消されてしまう音があるようです。ただし、この微妙な差は聴く人の好みにもよるので、聴いて好きな方や音源との相性で選んでもよいレベルと思います。

全般的に大健闘のmini 1543 DACですが、多少難点もあります。

まず、個人輸入での入手となること。特に中国からなので、季節によって納期がかかったり、箱潰れなどのリスクがあります。
また、今回輸入したものはACアダプターが添付されておりませんでした。添付される例もあるようですが、いずれにしろトランスタイプのACアダプターを買い足す必要があるようです。
あと、多少音量が小さいこと。これは、聴き比べない限りそれほど欠点にはなりませんが、lightやminiでは音量の限界がありますので、広〜い部屋で使う場合は音量不足となる場合があるかもしれません。

でも、これだけの音が楽しめるわけですから、手軽にNOSDACを楽しむなら、「mini1543 DAC」は良い選択となるでしょう。
こうした必ずしも必須でないオーディオ製品が、中国では豊富なバリエーションで作られていることに、中国の発展の勢いを感じます。いつのまにか日本はこういうもの作りの小回りがきかない国になってしまいましたね。

さて、市販のNOSDAC製品は限られますが、今後も購入可能なNOSDAC製品があれば、試して行く予定です。

なお、NOSDACでより一層ピュアな再生環境を体感できるタイムドメインmini E type Tuned by T-Loopの購入は、こちらからどうぞ。

TIMEDOMAIN mini E type の楽しみ方 その3〜市販NOSDAC-1編

T-Loopオリジナルの“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”は、標準miniの潜在能力に注目し、音のクリアさを追求したモデルです。そのmini E typeの特性をさらに引き出すには、ピュアな再生環境であるNOSDACが相性抜群です。先日T-Loop試聴室で開催された「NOSDAC & タイムドメインスピーカー試聴会」ではtackbonさんが特別にチューンしたNOSDACを使用しましたが、この度市販品として入手可能なNOSDACを購入し、試してみました。

ちなみに、NOSDACとはNon Over Sampling Digital Analog Converterの略で、CDなどのデジタル信号をそのまま何も加工せずにスピーカー再生用のアナログ信号へ変換する装置です。

市販NOSDAC-1「Pro-Ject DAC BOX FL

今回購入したのは、Pro-Ject DAC BOX FL という、オーストリアのオーディオメーカーのNOSDAC。
TDA1543というNOSDACチップを使った製品です。

このDACチップは、先日のtackbonさんのNOSDACと同じですが、DAC BOX FLの場合は、このチップを4つ使用した通称「4パラ」となっています。
4つのチップで音を重ねることでパワーを稼ぐことができますが、微妙な差があるためか、もしくはわざと時間をずらしているためか、音は僅かにブレ気味となります。

と言っても、それはオーバーサンプリングDACによる音ブレの比ではない微妙な差であり、再生した音は明らかにNOSDACの音が聴こえます。

入力信号は、CD規格の44.1kHz/16bitだけでなく、32/48/96kHzの音源も再生することができます。また入力端子は、RCA同軸端子と角型光デジタル端子を装備しています。本体にはスイッチ類が一切なく、ACアダプターケーブルを指し込むと電源が入り、入力は自動切替となっています。

さて、その実力のほどは如何に!
“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”で、MacBook Proのヘッドホン端子出力と光デジタルケーブル経由DAC BOX FL出力の再生を聴き比べてみました。

ジョー奥田 〜 「AMAMI」

自然音は身近に聞いたことがある音源だけに、そのリアルさは誰でも判別できるハードルの高い音源です。そんな自然音で良質な音源としてお勧めなのがジョー奥田さんの作品の数々。

例えば、この「AMAMI」の8曲目「Mid Night Party」を聴き比べると、森に降る雨音の量が2倍近くに増えました。ヘッドホン端子出力で従来オーディオスピーカーとTIMEDOMAINスピーカーを比べた場合には細かい音が3倍くらいに増えますが、その細かい音がさらに2倍に増えることは驚きです。まだまだCD音源には聴こえていなかった音が入っている!

はやりDAC BOX FLも正真正銘のNOSDACと言えるでしょう。そして、雨音や波音の質感がよりリアルになることも、NOSDACの証です。

ロストロポーヴィチ 〜 「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」

この音源をヘッドホン端子とNOSDACで聴き比べると、明らかにチェロ本体から出る響きや余韻が二まわりくらい豊かになります。また、奏者が鼻で吸う小さな息継ぎまで聴こえて来るようになりました。

そして動画の2分40秒前後の弾き終わりでは、NOSDAC再生だと余韻の長さが伸び、周囲の壁を音がはい上げって行くかのように、広さを感じることができました。

しかし、tackbonさんチューンのNOSDACで聴こえた高い天井から遅れて降ってくる余韻は聴き取ることはできませんでした。この辺は、NOSDACが4パラになっていることで、極微妙な余韻がかき消されてしまっているようです。

とは言え、DAC BOX FLでもNOSDACらしい時間軸のブレが極小領域の再生環境を十分楽しめると思います。

究極を目指すなら自作NOSDACしかない現状ですが、気軽に手軽にNOSDACを
楽しむなら、DAC BOX FLも無難な選択となるでしょう。

使い勝手重視のおすすめNOSDAC再生セット

究極の再生環境はひとまず置いておいて、手軽に楽しめるNOSDACスタイルの例をご紹介します。

そう、Apple TV
Pro-Ject DAC BOX FL を組み合わせた、ワイヤレスNOSDACスタイル。
(だから、DAC BOX FLも「黒」を購入してみました。)

Apple TVには、音声光デジタル出力端子があり、音声光デジタルケーブルにより、直接DACに接続することができます。またApple TVには”AirPlay”という機能があり、iPodやiPhone、iPadから無線LANを経由してAppleTVに接続したスピーカーから音を鳴らすことができます。

日頃外出中にヘッドホンで効いているiPod/iPhone/iPadを、帰宅したらスピーカーに切り替えて、NOSDAC+mini E typeの再生環境で楽しむことが可能となるのです。選曲や音量はiPod/iPhone/iPadでコントロール可能であり、使い勝手をそのままに、ヘッドホンから開放されたリアルな音が広がる空間に浸る快適さを、どうぞ味わってみてください。

ただし、この場合、iPod/iPhone/iPadの”AirPlay”対応機種&OSをお使いであることと、自宅に無線LANを導入していることが前提となりますので、ご注意ください。iPod/iPhone/iPadをお使いの方は、既に自宅に無線LAN環境がある方が多いと思いますので、それ程ハードルは高くないと思います。
また、このNOSDACをテレビの音声光デジタル出力と接続する場合は、テレビのリモコンの音量ボタンが利かなくなりますので、ご注意ください。テレビに接続する場合は、スピーカー本体のボリュームで音量を調整して使うことになります。

市販のNOSDAC製品は種類が少ないですが、今後も購入可能なNOSDAC製品があれば、試して行く予定です。乞うご期待!

なお、NOSDACでより一層ピュアな再生環境を体感できるタイムドメインmini E type Tuned by T-Loopの購入は、こちらからどうぞ。

TIMEDOMAIN mini E type の楽しみ方 その2〜NOSDAC編

T-Loopオリジナルの“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”は、標準miniの潜在能力に注目し、音のクリアさを追求したモデルです。クリアさを磨き上げることでインパクトのあるビートと左右も奥行感も明確になった音像が特長です。

そのmini E typeの特性は、NOSDACにより改善された入力音源の差を如実に表現します。先日T-Loop試聴室で開催された「NOSDAC & タイムドメインスピーカー試聴会」でもお聴きいただいた、特長がよく分かる音源をいくつかご紹介しましょう。

ちなみに、NOSDACとはNon Over Sampling Digital Analog Converterの略で、CDなどのデジタル信号をそのまま何も加工せずにスピーカーで再生できるアナログ信号へ変換する装置です。

ネイチャー・サウンド・ギャラリー – 「知床・オホーツク」

釧路湿原(タンチョウヅル)では、従来スピーカーでもタイムドメインスピーカーでもあまり差が出なかったタンチョウヅルの声が大きく化けました!

NOSDACで聴くと、タンチョウヅルの声に豊富な表情や質感があることが聴こえるようになったのです。通常のOver Sampling DACの平準化されたデータでは、微小な音の揺らぎがすべて潰されていたことがよくわかりました。mini
E typeでは通常の再生機器でも豊富な情報量の音を楽しめますが、NOSDACだとより生々しく臨場感溢れる音が楽しめます。

ジョー奥田 〜 「AMAMI」

2曲目の「Rain」では、森に降る雨の雨音がよりリアルになり、落ち葉の上に落ちる雨音の質感が聴こえてきます。こうして聴くと、自然音は情報量によって大きく変わる、とてもハードルの高い音源であることを改めて認識しました。そして、よりシビアになった再生装置にも揺るがないジョー奥田さんの音源に、改めて敬意を表したいと思います。

ロストロポーヴィチ 〜 「バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」

このDVD/CDは、1991年にフランスの教会で収録されたものです。天井の高い教会は独特の響きがあり、チェロの独奏が十二分に味わえる作品となっています。そのうちの無伴奏チェロ組曲第2番をしばしお聴きください。

NOSDACでなくても、mini E typeならチェロの音や楽器本体の響き、周囲の反響を十分味わうことができます。

しかし、NOSDACに切り替えると、チェロの楽器本体の響きが二回りくらい豊かになりました。
そして、動画の2分40秒前後の弾き終わり。
NOSDAC再生だと、周囲の余韻に遅れて天井からの反響が上から降ってきます。その余韻により、演奏会場の天井の高さを感じ取ることができました。これは、tackbonさんチューンのNOSDAC+mini E type(もしくはYoshii9、GS-1)しか聴こえて来ない音なのかもしれません。

今回、tackbonさんのご好意によりお借りしたNOSDACを聴くことで、CDにはタイムドメインスピーカーでも、まだまだ聴けていない音があることがわかりました。

そう、アナログレコードとの差は思っているより少ないと…。

そして、その音源の改善にタイムドメインスピーカーがまだまだ付いて行けるということは、従来の再生機器ではタイムドメインスピーカーの能力を活かし切れていないということと思います。

しかしながら、この音を味わうにはシングルNOSDACというデジタル-アナログ変換器が必須となります。20年くらい前のCD再生オーディオ創世期には、そういう製品が多々ありましたが、現在のオーバーサンプリング全盛期では、製品としてほとんど販売されておらず、自作やキットでしか入手できないのが、残念です。
是非とも、何も余計なことをしないシングルNOSDAC製品が誰でも購入できるようになることを願うばかりです。

なお、T-Loopでは、NOSDAC+タイムドメインスピーカーの可能性を今後も追求していきたいと考えております。皆様にご紹介できる製品が見つかりましたら、T-Loop試聴室でお聴きいただけるようにしたいと思っております。

なお、NOSDACの音の世界で、より一層楽しめるタイムドメインmini E type Tuned by T-Loopの購入をご希望の場合は、こちらからどうぞ。

TIMEDOMAIN mini E typeで聴く充電池比較

T-Loopオリジナルの“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”は、標準miniの潜在能力に注目し、音のクリアさを追求したモデルです。その敏感な音像感は、音源や電源、コードの状態の変化を、如実に音の違いとして現わします。

その特長が活かし、モバイル電池ケースの充電池銘柄による違いを比較してみました。

聴き比べたのは、一番メジャーなサンヨーの「eneloop」、そしてソニーの「CycleEnergy」、新たに導入した「Energizer」です。また基準として純正のACアダプターと比べてみました。

充電池の音質比較

まずは、ACアダプターとeneloop。
AC電源による音への影響は、オーディオマニアの間では常識となっていますが、一般のオーディオ機器ではその違いを聞き分けられるかは微妙なところです。ところが、mini E typeで聴き比べてみたところ、誰にでもわかる程の違いがありました。
ACアダプターでも十分な高音質なのですが、eneloopにすると詰まったストレスが開放されたように尖った音が影を潜め、音が落ち着いて繊細な音になりました。そして音像感もアップ!
やはり、mini E typeで聴くならバッテリー駆動の方がいいですね。

次は、CycleEnergyとの比較。
こちらもほぼeneloopと同等の高音質となりました。eneloopとの違いは微妙過ぎて、mini E typeでもわかりませんでした。

そして最後は、Energizer(エナジャイザー)充電池。
これは、eneloop/CycleEnergyより、さらに音が落ち着きました。そして音像の奥行感がよりはっきり広がる感じです。eneloop/CycleEnergyでも十分良い音ですが、Energizerの方がさらに若干上を行きます。この辺はmini E typeの音を十分聞き慣れないと、誰にでもわかる程の差ではないかもしれませんが、充電池を切り替えながら聴くと、はやりEnergizerの方が音は良いという結果となりました。

このEnergizer充電池&充電器は、充電が約60分で終るというもの。しかも1本ずつの充電状態にあわせて、それぞれ充電するため、充電状態が違う電池を入れても問題ないとのことです。

eneloop/CycleEnergyの充電器は単三4本のフル充電には200分以上かかり、さらにリフレッシュ(残電流を放電)すると、6〜7時間かかります。単三電池が8本必要なモバイル電池ケースとしては、充電が一晩で終るか終らないかは重大なこと。充電パフォーマンスだけでも、乗り換える価値がありそうです。

充電池の使用時間比較

さらにEnergizer充電池がどのくらい保つのか試してみました。
音量は小〜中で日中から夜にかけて断続的に使用する簡易なテストですが、トータル稼働時間で実測約38時間も保ちました。以前CycleEnergyで同様のテストをした結果は約23時間でしたから、明らかに保ちも良いようです。(音源や音量により使用時間は変わりますので、あくまでも目安の数値です。)

また、充電池が無くなる前には、音割れのようなノイズがわかるのですが、Energizerの場合は最後まで音割れに気付くことなく、いきなり音が止りました。もっと厳しい音源を聴いていたら、もう少し稼働時間は短くなっていたかもしれません。

なお、比較した充電池は、eneloop/CycleEnergyが1900mAh、Energizerが2200mAhのものです。単純にEnergizerの容量は115%となりますが、稼働時間は165%でしたので、より長持ちと言えるのではないでしょうか。
CycleEnergy充電池でも日中の使用なら三日間くらい保っていましたから、Energizer充電池なら五日間くらい保つかもしれません。

この音質/使用時間/充電時間の結果から、Energizer充電池はモバイル電池ケース用にイチオシの充電池と言えるでしょう。
市販価格は若干Energizer充電池の方が高いようですが、使用時間が長いから充電ピッチが伸び、寿命までのトータルのコストパフォーマンスは価格の比ではないようです。さらに充電時間の使い勝手も良し。
もし、充電池を新たに買う場合や、買い足す場合はEnergizer充電池&充電池を検討してみてください。

なお、Energizer充電器には、若干高くなりますが単三充電池4本を30分(単三2本の場合15分)で充電できるものもあります。
とにかく速い方が良い方は、検討してみる価値があると思います。

TIMEDOMAIN mini E typeの能力を十分満喫するには、モバイルセットまたは電池ケースセットが必須となりそうです。

  

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TIMEDOMAIN mini E type の楽しみ方 その1〜音像編

T-Loopオリジナルの“TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loop”は、標準miniの潜在能力に注目し、音のクリアさを追求したモデルです。クリアさを磨き上げることでインパクトのあるビートと左右も奥行感も明確になった音像が特長です。

その特長がよく分かる音源をいくつかご紹介しましょう。

まずは、YouTubeのこんな音源はいかがでしょうか。

イタリアはアマルフィ海岸にあるポジターノという街の風景です。

映像を見れば浜辺を歩いてくるカップルがいることはわかりますが、これをmini E type Tuned by T-Loopで見ると、丁度スピーカーを置いたサイズを横幅としたスクリーン上にカップルが歩いてくる足音が聴こえてきます。
もちろん、カメラの向きが変わると、波音の聴こえる位置も映像の通りに移動していきます。

また、途中見晴らしの良い道路を歩いているときに車が通り過ぎるシーンがありますが、車が見えていなくてもカーブの向こうからやってくる車の音がわかり、通り過ぎた後音が後ろに回って行きます。左右のスピーカーだけで、ほぼ実際に街で歩いているときに聞く音が聴こえてくるわけです。

それではもうひとつ、こちらの音源をご覧ください。

レナード・バーンスタイン指揮のウィーンフィルのマラー:交響曲No.8です。この曲は「千人の交響曲」という別名を持つ程の大編成で演奏が行われます。

動画の出だしでは、各楽器が順に旋律を弾いて行きます。mini E typeで聴いていると、各楽器が聴こえてくる位置が決まっているのに気付きます。それは、オーケストラの配置そのものであり、全体が映った映像を見ると、楽器の配置が左右も奥行も合っていることがわかります。
さらに、途中から入る歌声では、特に女性歌手の声にご注目ください。mini E typeでじっくり聴いていると、歌手の微妙な立ち位置の違いもわかってきます。

ご紹介した映像は、いずれもステレオの左右2chの音源ですが、それを2本のスピーカーで再生するだけで、左右だけで前後の奥行感も再現されるわけです。
こういった明確な音像感をお好みの方は、是非TIMEDOMAIN mini E type Tuned by T-Loopで聴いてほしいものです。

もし、聴いてみたい方は、一度T-Loop試聴室を利用してみてください。mini E type Tuned by T-Loopの他に、タイムドメイン社純正チューンナップ済みのminiやmini C type Tuned by T-Loopもありますので、その音色の違いをじっくりと聴き比べられます。

タイムドメインmini E type Tuned by T-Loopの購入をご希望の場合は、こちらからどうぞ。